終活の活動内容とは?素敵な最期を迎えるために必要な10個の活動

こんにちは!
チームオンナのミカタ、フリーライターの佐倉衣音です。

前々回前回と続けて終活についてお話してきました。
今回は終活記事最終回、「終活の活動内容」についてお伝えいたします。

終活の活動内容とは?

医療の希望

まず必要なのが、医療の希望を明確にすることです。
もし、重大な病気が見つかった時、病名や余命告知をしてもらい、
穏やかな最期を迎えたいですか?
それとも、何も知らないまま病気と闘いたいですか?

病気が見つかった時、残された時間をどう過ごしたいのかを事前に共有しておくことで、
家族の負担が大きく減ります。

介護について

介護が必要な状態になった際には、何かを判断することは難しくなってきます。
そのため、事前に伝えておくことが重要です。

最後の時に誰に連絡をしてほしいか

最期を迎えた時、誰に連絡をしてほしいかを共有しておきましょう。
臨終直後は、あわててしまい連絡すべき相手に連絡できないこともあります。
そうならないためにも、連絡してほしい人をリスト化しておくとよいでしょう。

家系図の必要性

親族の関係性等は、意外と知られていないものです。
家系図等に、万が一の際には誰に声をかけてほしいのかを書き込んでおきましょう。
また、弔辞を読んでもらう人に印をつけると家族は大いに助かるでしょう。

遺言書・相続について

遺言書の作成は民法で定められた法律行為で、15歳以上で意思能力があれば誰でも作成することが可能です。
遺された家族内でもめ事が起きないよう、弁護士にどのような遺言書を作成したらよいのか尋ねるのもよいでしょう。

財産の整理・整頓

○ 不動産(自宅)
○ 不動産(田畑・収益物件など)
○ 預貯金
○ 株式・投資信託など
○ 生命保険
○ 会員権・骨董品
○ 債権・債務・保証人

等、整理しておくことが大切です。

葬儀について

家族に希望する葬儀内容や費用を共有しておきましょう。
本人の望む形で葬儀を終えられるよう、事前に決めておくことが大切です。

お墓について

近年では、以前のようにお墓の維持が難しくなっています。
寺院墓地以外にも、霊園にお墓を持つことや永代供養をお願いすることもできます。
また、海や山に散骨する自然葬も人気になっています。

老後を支える契約

自分の財産の管理や生活上の事務のすべて、または一部を依頼する財産管理委任契約
認知症等によって自らの判断が難しくなった際に財産管理を依頼する任意後見契約
成年後見制度(任意後見)をスタートさせる時期を相談したり、判断してもらう見守り契約
亡くなった後の手続きや葬儀、納骨、埋葬に関する代理権を付与する死後事務委任契約
家族や親族の間で行われる民事信託
おひとり様終活のポイントと生前契約、
亡くなった後、ペットが安心して過ごしていくための信託契約

等があります。

自分らしく生きるお金の計算

支払われる年金額や資産によって、どのようにすれば自分らしく生きられるのかを
計算しておきましょう。

 

いかがだったでしょうか。
意外とするべきことが多くて大変そう…と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、早いうちから準備すれば、安心して最期を迎えられます。

今をあなたらしく生きていくために、終活を行うことをおすすめします!