U.K.さんに聞く「MC界激震 U.K.さんに最強のライバル出現!?」

U.K.さんに聞く「MC界激震 U.K.さんに最強のライバル出現!?」

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関西ではお馴染みのDJタレント、「関西のたれ目王子」、くっすんことU.K.さん。
今回はU.K.さんに「名MC U.K.さんにライバル出現?」というテーマについてお話を伺いました。

 

U.K.

関西を中心に活動するDJタレント。本名は楠雄二朗、通称「くっすん」。

ラジオを中心に、現在はテレビなどのメディアや音楽イベントの司会などでも大活躍。2015年には守口市 夢・未来大使に就任。活躍の幅を今なお広げ続けている。

 

U.K.さんの「なりたい人」と「憧れの人」は?

今まで出会ったタレントさんで「この人はライバルだな」と思う方はいましたか?

 

U.K.:「ライバルだな」と思う人はいないですが、「こういう人になりたいな」という人はいます。

例えば中山秀征さんのような、MCも出来てウィットに富んだ話もできる人。恵俊彰さんもそうですね。

憧れているのは古舘伊知郎さんです。古舘さんのYouTubeを観ていていつも思うのは、わかりやすいということ。
あと、あの方は結構攻めているんですよね。そこが素敵だなと。

U.K.さんにライバル出現!?

―最近、U.K.さんのご職業である「MC業」に最強のライバルが現れたという噂が……。

 

U.K.:誰ですか!? もうコテンパンにしますよ!

 

―その方は最近まで世界陸上のMCをしていた、俳優であり歌手の……。

 

U.K.:「キター!」じゃないですか?

 

―そうです! 今後どんどんMCをされていく、と報道されていました。

 

U.K.:困ったな、これ以上僕のテリトリーを荒らされるのは……。

 

―でもU.K.さんは負けないと思いますよ。

 

U.K.:負けませんよ! ……でもね、あの方たちずるいんですよ。

 

ナレーション界に進出する「役者」。技術だけではないその魅力とは?

U.K.:先日、とても有名な大先輩のナレーターさんとお話ししていたんですよ。
最近ナレーションの仕事が減っていて、それはコロナ禍が原因ということではない、ことを。

なぜ仕事が減っているのかというと、最近は役者さんがナレーションをするんです。あと芸人さんですね。

この方たちは、ナレーションの「技術」に関しては、正直低いんです。ただ、「味」があるんです。

世界陸上でMCをしている織田裕二さんを観ていても、めちゃめちゃ味があるなと。すごいんですよ。

 

―タレントさんや俳優さんにはナレーションの「上手さ」よりも「ユニーク性」が求められますよね。

 

U.K.:そうなんですよ。ユニーク性と言ったらやっぱり芸人さんで。芸人さんがMCをすれば必ず笑いを入れられるし、
芸人さんは芸人仲間同士で番組を作るので、キャッチボールもパパパっとできちゃう。だからこそ収録もさっと撮り終えられるっていうね。

そういうのを考えると、僕の枠はどんどん減っていきますね……。

 

―そんなことないと思いますけど……。

 

役者さんだからこそ「許される」部分

U.K.:役者さんの強みというと、イメージの良さ、ブランディングなんですよ。

 

―U.K.さんもイメージは悪くないんじゃないでしょうか。

 

U.K.:僕のこと知っている人、全国的にはあまりいませんからね。ごくごく小さな、関西のテリトリーでしか知らないですから。

やっぱり、役者さんがMCをするって僕から見ても好感度が高いんですよ。感情移入して興奮してやれて、そして「織田裕二」さんだからこそ許される部分ってめっちゃあるじゃないですか。

番組の進行も、織田裕二さんもいるけどその隣にいる中井美穂さんがまわしたり、そんな風に役者さんがMCをしていてもその横にいるアナウンサーさんが進行をしていることもあるので、そういう意味では僕のようなフリーアナ的、DJのような立ち位置の人間は、本当に今後どう生きていけばいいのか……つくづく悩みますね。

 

実は演技経験もあるU.K.さん。ドラマ出演の経験も!

―そうは仰いますが、U.K.さんドラマに出てらっしゃいますよね?

 

U.K.:出ていますよ! でもワンシーンですけどね、ほぼ全部。

 

―ワンシーンでも、もはや俳優さんでは?

 

U.K.:去年(2021年)の10月まで所属していた事務所が、役者系の事務所だったんです。

なぜこの事務所を10年前に選んだかというと、やっぱりDJやフリーアナでもらえる仕事には限りがあるな、と自分でもわかっていたから。

それで、自分のブランドを作るためにも役者業をやっていけば、少しでも自身のイメージが変わって新しいチャンスが生まれるのではないかと、それで役者系の事務所を選んだんですよ。でも、結局離陸することなくそのまま終わってしまったというか。

 

―織田裕二さんがMC枠を取りに来るのであれば、U.K.さんが織田裕二さんの俳優枠を狙ったらいいのでは?

 

U.K.:そういうことか……。それ行きましょう。

 

―ちなみに、U.K.さんが織田裕二さんの出演されているドラマで一番好きなのはなんですか?

 

U.K.:「東京ラブ・ストーリー」です。僕は織田裕二さんのカンチが好きというより、ヒロインの鈴木保奈美さんの名台詞が好きなんですよね。

そのヒロインのセリフに対して織田裕二さんはなんか歯がゆいような顔をするんですよ。

ドラマではヒロインがめっちゃ積極的に来るんです。で、織田裕二さんはどっちかというと引き気味なんです。でもその引き気味がずるいと思うんですよね、なんで引くねん、っていうね。おかしいやないかと。お互いに好きなんやろ?と。

―今、もうU.K.さんではなく楠雄二朗さんの発言になっていますね。

 

U.K.:(笑)