お金のミカタがこっそり教える!これから起こるお金の変化とその危険性!!~お小遣いと不動産~

こんにちは!
オンナのミカタ、ミステリーハンターのまきちゃんです。

今日はお金のこれからの考え方について、お話していただきました。
気づけば、今の常識ではついていけない!!そんな日が来る前に知って、備えておきましょう!!

今日もお金のミカタはこの方!!
いちのせかつみ先生です!!

ミカタ紹介】

いちのせ かつみ

生活経済ジャーナリスト
CFP®認定者

家計からみた人生設計の考え方に関する第一人者。ジャーナリストとしても活躍。
さらには、「ゆかい亭マネー」(芸名)として、お笑い系のお金の専門家として寄席等にも出演。
数々の番組にも出演し、読売テレビ、毎日放送などのレギュラー・コメンテーターも務める。

さっそくいちのせかつみ先生にズバッとお話していただきましょう。

今どきのお小遣いは電子マネー!?そこから変わるお金の価値観

いちのせかつみ先生

「最近はね、お小遣いをICカードで渡す人が増えているんですよ。そうすると管理しやすいでしょ。
ただね、キャッシュレスの問題はおつりが表示されないんですよね。

そうすると、子どもたちはおつりの計算できなくなるんですよ。」

 

まきちゃん

「え!もう、そんなことになっているんですか?」

 

いちのせかつみ先生

「もう、できない子多いよ。お釣りの計算も問題やけど、
電子マネーだともの買う時に100円のもの買うのも<ピ>
1000円のもの買う時も〈ピ〉で終わるからね。

すると、お金の重みがわからなくなるんですよ。
我々であれば、小銭とお札でその重みを感じますが、電子マネーではお金の価値を感じなくなります。
それに、一定期間で補充されるので、なくならない魔法のカードという認識になりますよね。

このようなことを繰り返していくと、物の価値や、お金の使い方が変化することが考えられますね。

 

まきちゃん

「大人で初めてクレジットカード持った人が魔法のカードだと思って失敗した話がありますけど、
子どもの時から、その感覚を身につけてしまう可能性があるんですね。」

 

いちのせかつみ先生

「やっぱりね、お金を使えるようになってから電子マネーを使う方がいいと思うけどね。
便利なことが幸せとは限らないよね。」

 

「夢はマイホーム」だけでは老後が危険!?もはや家は2つ必要になる時代が来る!?

 

まきちゃん

「お金の話するときに家の話って絶対にセットで出てくることになると思うんですけど、
持ち家と賃貸はどっちが得なんですか?」

 

いちのせかつみ先生

この問題は、今までの価値観とは大きく変わると思いますね。

この話に関係して、
「何歳で辞めるのが得か?」ってよく聞かれるのですが、
それについては「趣味がないなら働け」と答えますね。

その後の質問は、
「退職金は一時金でもらうか、年金でもらうか、どっちが得か?」ですね。
これは施設に入るならば一時金でもらう方がいいですよね。

ただ、最近は「どこで死を迎えるか」が問題になっています。
介護のことを考えると家で最期を迎えるのは難しいと考える人が多くなっています。
そこで施設に入ろうと思う人が多いですね。すると家が2回必要になります

これまでは1度家を買うと一生そこで過ごせましたが、
これからは、老後までの家と、老後の家2回買う必要が出てくるかもしれません。

老後までは賃貸で、施設に入るお金を貯めておくという方法もあります。

今の人たちは、長生きするでしょうから、今後は老後のシェアハウスが増える可能性もありますね。
老老介護しながらね。やはり施設だけをあてにするのは難しいですし。国もそちらがありがたいでしょうしね。
だから、家に対するお金の考え方についてもここ数年で大きな変化を迎えることになるでしょう。」

 

先生のお話を聞いて、感じたことは…

なかなか衝撃でしたね。家は一度買ったらそれまでと思っていましたが、
老後を考えるとずっとそこに住むというのは難しい気がします。

私は昔、オール電化に憧れていました。しかし、オール電化では子どもが火を見ることなく過ごすので、
火の危なさを知らずに大きくなると聞いて、「それは怖いな」と思ったことがありました。
それと同じようなことがお金でも起こっているのはとても不安になりました。

お金も家に関しても、10年後には今とは違う考え方をしないとついていけないことは間違いなしです。
今回のお話を参考に家のことご自身の老後などにも目を向けていただければ幸いです!!

次回、お金のミカタの最終回です!!!
先生のこれからの人生のためになる素晴らしいお言葉をお楽しみに!!