高額すぎる不妊治療…2022年に保険適用化へ!

チーム『オンナのミカタ』
OLライター Ayaです(´∀`*)

いよいよ2021年が終わり、まもなく2022年を迎えますが、
やり残したこと、心残りなことはないでしょうか?
まだあと15日残ってます!全力で2021年を楽しみましょう♪

それではさっそく、2022年のすごくホットな話題に注目していきます!

 

12月15日、厚生労働省が発表した不妊治療に関するニュースをご存知ですか?

https://mainichi.jp/articles/20211215/k00/00m/040/121000c

(毎日新聞:不妊治療の保険適用「女性43歳未満」「最大6回」 厚労省提示)

実は2022年4月から、不妊治療が公的保険として適用されます。
今まで高額だった不妊治療は助成金を除いて、ほぼ自己負担でした。それが患者3割負担になります!

 

そもそも不妊症って?

日本産科婦人科学会はこう定義しています。

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」

 

以前はこの一定期間が2年とされていましたが、近年晩婚化などの社会的背景から1年となり、
今では妊活を始めて1年以上経過しても妊娠しない場合は、不妊として認められています。
ただし例外もありますので、あれ?と思ったら早い段階で医師に相談しましょう。

不妊の原因は様々ですが、男性側に理由がある割合と、女性側に理由がある割合は、ほぼ半々だと言われています。そのため、不妊治療は夫婦一緒に行うようにしましょう。

 

これまでの高額すぎる不妊治療

人工授精、体外受精、顕微鏡受精まで経験したことのある方を対象に、平均して約130万円以上は不妊治療に費用が掛かっているようです。

ただ、不妊治療といっても様々な方法があり、一般的に人体への負担が少ない方法から行なっていきます。

*タイミング法
排卵日を推定して、最も妊娠しやすいと言われている時期に性交を持つようにする方法。
排卵日周辺で数日通院する必要があります。

*人工受精(※2〜3万円/回)
良好な精子を取り出して、最も妊娠しやすい時期に子宮内に注入する方法。

*体外受精(※30〜60万/回)
女性の卵子を体外に取り出して、精子と一緒にし自然的に受精した後、できた受精卵を子宮に戻して着床を促す方法。

*顕微鏡受精(※30〜60万/回)
顕微鏡をみながら1つの卵子に1つの精子を針で直接注入して授精させる方法。

※医療機関により費用は異なります。

 

現状、全てが自己負担というわけではありません。
2021年1月以降はこれらの不妊治療に対し、助成金の拡張が行われており、現在も一部を除いて対象です。

厚生労働省が定める助成金対象の条件は以下です。

*対象治療法:体外受精及び顕微鏡受精
*対象者:体外受精及び顕微鏡受精以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に判断された夫婦(治療期間の初日における妻が43歳未満である夫婦)
*給付内容:1回30万(通算回数は初めて助成を受けた際の治療期間初日における妻の年齢が、40歳未満であるときは通算6回まで、40歳以上43歳未満であるときは通算3回まで助成)(1子ごと)
*拡充の適用:令和3年1月1日以降に終了した治療を対象

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html
(厚生労働省:不妊に悩む夫婦への支援について)

2022年、自己負担から3割負担へ

公的保険は、治療開始時点の女性の年齢が

40歳未満最大6回43歳未満最大3回1子ごとに適用になるようです。
そんな中で、晩婚化が進む日本では、この43歳という条件が厳しすぎるとの声も上がっています。

高齢になるにつれ、妊娠すること自体が難しくなり、
無事に妊娠できたとしても流産率が40歳では20〜30%45歳では30〜50%に昇ると言われています。

妊娠は歳を経るごとにリスクが伴いますが、何事もなく40歳で子供ができました!という方も周りにいます。

人生設計は先送りにせず、イマスグ素敵なライフプランを立ててみてくださいね。

 

チーム『オンナのミカタ』
OLライターのAyaでした!