知らないと損!シングルマザーのお金事情と支援制度

「これから1人で子供を養ってどうやって生活をすればいいのか分からない」
「仕事と子育ては両立できるのだろうか…」
「子供にお金がかかってお金がない」

離婚や死別によってシングルマザー(母子家庭)になった。
そんな時、真っ先にお金のことを
考えますよね。
子供と
一緒に目の前の生活をしていくために、シングルマザーの生活費の目安や支援制度を知りましょう。しっかり制度を活用して少しでも金銭的な不安を解消しましょう。

現代社会において、ひとり親世帯は増加傾向にあります。
その中でも母子家庭の
123.2万世帯に及びます。

子供のいる世帯は徐々に減少しているが、ひとり親世帯は平成5(1993)年から平成15(2003)年までの10年間に94.7万世帯から139.9万世帯へと約5割増加した後、ほぼ同水準で推移している。厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」によると,平成28(2016)年は,ひとり親家庭数141.9万世帯のうち,母子世帯数は123.2万世帯,父子世帯数は18.7万世帯となっており,ひとり親世帯の86.8%が母子世帯である。

(出:内閣府 「男女共同参画白書 令和元年版」

1.支援制度

シングルマザーになった時に、金銭的な不安が大きく、生活も一人でどうにかしないといけないと思いがちです。
シングルマザーだからこそ活用できる支援制度や手当や助成金があります。
これを知っておくと、金銭的な負担の軽減につながります。
自治体によって、受けられる支援も異なる場合があります。お住まい地区のホームページで調べてみたり市役所に問い合わせてみたりしてみてください。

・児童手当
中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方がもらえる手当です。この手当はシングルマザーでなくてももらうことができます。子供がいてる家庭では一番身近な手当です。支給額は以下の通りです。

児童の年齢 児童手当の額
(一人あたり月額)
3歳未満 一律15,000円
3歳以上
小学校修了前)
10,000円
(第3子以降は15,000円)
中学生 一律10,000円

(出典:内閣府 「児童手当制度のご案内」)

児童手当は今後、所得制限が撤廃され、手当がもらえる年齢も高校生(18歳)まで引き上げられ、手当の金額も複数の子供がいる場合に増やすことも議論されています。

・児童扶養手当
ひとり親世帯に対して、一定の収入以下の世帯を対象にした手当です。
(出典:厚生労働省 児童扶養手当について)

この手当は所得制限があるので、確認が必要です。
親と子の2人世帯の場合、全部支給は年収160万円、一部支給は年収365万円が所得限度額になります。

・子ども医療費助成
子供の医療費を助成する制度があります。
自治体によって、内容や助成金額が異なります。
例えば、大阪市の場合は親の医療費も対象になります。また、所得制限は0〜12歳までの子どもにはありません。

1医療機関ごと 1日当たり 最大500円(月2日限度)
 ※同一医療機関における3日目以降のご負担はありません。
複数の医療機関にかかる場合は、1つの医療機関ごとに1日最大500円のご負担となり、ひと月の負担額は最大2,500円です。

(出典:大阪市ホームページ こども医療費助成制度)

・住宅手当
賃貸や住む場所によって家賃が一部助成される制度です。
実家に帰ったり、住宅ローンの団信によって家賃を払わなくなるケースもあります。
家賃の支払いが無いのは、金銭的な余裕につながるかもしれません。

・遺族年金
夫と死別したシングルマザーの場合、遺族基礎年金や遺族厚生年金がもらえる可能性があります。子供の人数によって支給額が異なります。

所得制限や自治体によって、内容が異なります。ご自身のお住まいでどのような手当があるのか確認してみてください。

手当を活用した上で、日々の生活費の目安を確認してみましょう。

2.生活費の目安


シングルマザーの勤め先平均収入は約20万円です。
消費支出は19万円です。

食費 20.4% 40,061円
外食 5.8% 11,389円
住居 14.6 28,671円
光熱・水道 7.7% 15,121円
家具・家事用品 3.1% 6,087円
被服及び履き物 4.5% 8,837円
保健医療 3.3% 6,480円
交通・通信 16.0% 31,420円
教育 4.6% 9,033円
教養娯楽 7.9% 15,513円
その他の消費支出
(交際費を除く)
10.1% 19,834円
交際費 1.9% 3,731円

(出典:総務省統計局 2019年全国家計構造調査 家計収支に関する調査)

母子世帯(母親と18歳未満の未婚の子供の世帯)のうち勤労者世帯の実収入は261,587円, 可処分所得は232,626円となって、母子世帯の消費支出は 196,379 円であり,夫婦と未婚の子供がいる世帯の消費支出 (286,764 円)の約7割となっている。

内訳を見ると、食費や住宅や光熱水道や交通通信の割合が高いです。
食べ盛りの子供に食費がかかり、防犯のためにスマホを持たせたりします。
光熱費もどんどん値上がりし、これからさらに負担が大きくなります。

3.お金への不安をなくすためには

お金事情と支援制度を知った上で、不安をなくす方法を考えていきましょう。

・収支の見える化
まずは、どのくらいの収入があるのか確認しましょう。
2.生活費の目安を参考に、ご自身に一度照らし合わせてみましょう。
そうした時に、支出が収入を上回りしないように注意しましょう。
収支を見える化をして、赤字状態の場合は原因を探し、改善策を見つけましょう。
進学に関しても費用がかかりますが、奨学金制度も利用して子供がやりたいことに挑戦できる環境を考えましょう。

基本的に貸与型の奨学金ですが、出世払いの奨学金の導入も議論されています。
学校によっては、返済なしの奨学金もあります。

・もらえる制度は活用する
1.支援制度で紹介した制度はフルに活用しましょう。
シングルマザーになったからと言って一人ではありません。支えてくれる制度はしっかり準備されています。知らないともらえるお金ももらえません。まずは知ることから始め、周りに聞いたり問い合わせたりしましょう。手間がかかるかもしれませんが、お金の問題解決の糸口になるかもしれません。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。
シングルマザーでお金への不安は解消されましたでしょうか。
自治体で使える支援制度も違います。ご自身のお住まい独自の制度もあるかと思います。
お金への不安を少しでも軽減して、子供と一緒に明るい将来を過ごしましょう。

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