【30代のマネープラン立て方3選】不安のない明るい未来設計図を組み立てよう!

「マネープランって何?」
「結婚したけど、これからどんなお金が必要か分からない」
「将来、お金はどのくらい準備しておけばいいの?」

2人の話し合いで、大きな問題となるのが「お金の話」
将来の必要なお金を知って、不安のない明るい未来を過ごしたいですよね。
ご結婚されて、将来のマネープランを考え始めた方は参考にしてください。

1.マネープランとは?考えるメリット・コツ

マネープランとは、人生における必要なお金の計画のことです。
これに対して、ライフプランは結婚、出産、老後、介護とこれから起きうるイベントを計画することです。
ライフイベントにマネープランは付きものです。
ライフイベントが起きた時変化した時には、お金の使い方も変化するからです。独身で生活していた時の生活費と、結婚して2人の生活費ではお金の使い方は変わってきます。

考えるメリットとしては、
①2人で考えたライフイベント、目標に対して、「いつ」「どのくらい」のお金を準備すれば良いかを明確にすることができる。
②お金をどのように増やしていくかを考えることができる。
③お金を増やしていくことで、ライフプランが変わった時も臨機応変に対応ができる。
余裕を持って生活を送ることができる。

マネープランを考えるコツは、
①ライフイベントに対して、どのくらいのお金がかかるかを知る。
例えば、結婚した際の結婚資金であったり、子供が出来た時の教育資金、家の賃貸か住宅購入かで必要な金額も変わってきます。
②それとともに、ご自身の生活費や預貯金がどのくらいあるのか把握する。
あとどの程度不足しているのか、どのようにして準備をするのかお金を増やしていくのかを考える。③社会保障や国の制度を活用する。
出産に関しては、出産育児一時金がもらえたり、医療費に関しては、高額療養費制度を活用したり、お金を増やす際に投資をするなら、iDeCoやNISAという税金を優遇してくれる制度があります。

未来設計を立てて、将来のためにお金を準備して不安のない人生を過ごしていきましょう。

2.30代考える今後のマネープラン3選

ここからは、マネープランを一番のターニングポイントと言える結婚後のマネープランに絞ってお伝えしていきます。

現在の平均初婚年齢は
夫:31.2歳 妻:29.6歳

(出典:厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況」)

女性は30歳を目前に、男性は30代になって結婚される方が多くなっています。
結婚というライフイベントによって、今まで独身のお金の使い方から夫婦のお金の使い方にガラリと変化します。
30代はマネープランを考える1つのターニングポイントと言えます。
夫婦のライフイベントとしてどうするのかによって、マネープランは大きく変わります。
そこで、結婚資金教育資金住宅購入の3つのイベントに対するマネープランを考えていきましょう。

①結婚資金

最近は、コロナもあって結婚式の様式が変わっている気がします。
親族のみで行ってたり、遠方だとオンラインで繋いだり、また結婚式はしないという選択肢もあります。その分、思い出の新婚旅行にお金をかけたりする方も聞いたこともあります。海外にも行けるようになったので、海外での挙式や世界一周旅行のために、お金を準備中など色んな選択肢があると思います。

結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用 総額(推計値) *1 

371.3万円

(出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2022)

平均的な数字です。
どの部分にお金を多くかけるかは夫婦で話し合ってみてください。

②教育資金

子供が産まれた際に、
1人当たりの教育資金は公立だと約1000万円、私立だと約2000万円が必要です。

これは以下のデータからも算出したものです。

学習費総額 公私比率

幼稚園:公立223,647円 私立527,916円

小学校:公立321,281円 私立1,598,691円

中学校:公立488,397円 私立1,406,433円

高校:公立457,380円 私立969,911円

(出典:文部科学省平成30年度子供の学習費調査の結果について)

高校入学から大学卒業までにかける子供1人当たりの教育費用(入学・在学費用)は

942.5万円

(出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(令和2年度))

ご自身の育った環境によって、考え方は違います。
また、子供が何をしたいかにもよってくるかもしれません。
そんな時も、柔軟に対応できるようにしっかりとマネープランを立てましょう。

③住宅資金

住まいの問題は、子供がいるかいないかで変わってくるかもしれません。住む場所や住む地域によって大きく金額は異なります。
また賃貸なのか購入するのかでも違います。

購入する場合だと、

土地付注文住宅は4,400万円台、
建売住宅は3,600万円台、マンションは4,500万円台
中古戸建は2,600万円台、中古マンションは3,000万円台

(出典:公益財団法人 生命保険文化センター 住宅購入)

購入の場合は、多くの方はローンを組みます。月々の支払いも、マネープランに大きく影響します。

賃貸の場合だと、ライフイベントが変化する度引っ越しするなど、マネープランを考える上で影響は大きいと思います。
その際は、引っ越した時に考えましょう。
長期的なマネープランを考える際には、月々に変動がなく、支払期間が決まっている住宅購入の方が考えやすいのかもしれません。
他にも老後の問題もありますが、結婚後一番身近なマネープラン3選をご紹介しました。

3.シュミレーション

マネープランを考える上で、ご自身のライフプランを考えることが1番の近道と言えます。

便利なツールがあるので、ご自身の考えに合わせてシミュレーションしてみましょう

金融庁 ライフプランシュミレーション

一般社団法人 全国銀行協会 ライフプランシュミレーション

2人に合ったマネープランを組み立てていきましょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。
ご自身のライフプランに合ったマネープランをイメージはつきましたでしょうか。
どんな人生を送りたいかを考えて、不安のない明るい人生設計をしましょう。

困りごと解決メディア『イマスグ』では、皆さんの「いますぐ解決したい!」を助ける記事をたくさん用意しています。
ぜひ他の記事も覗いてみてください。