目次
新企画「儲かりまっかTV」好評スタート!!!
出演
日高 慎二さん
歌手ユニット「X+(エクスト)」 ボーカル
全国7カ所の大使、東京2020聖火ランナーにも抜擢。
関西で絶大な知名度を持つ、ラジオDJタレント。
毎日放送「ちちんぷいぷい」10年レギュラー出演
儲かりまっかチーム
プロデューサー:福村 奈苗
ディレクター :澤田 祐多
企画 :濱口 龍一
カメラ・撮影 :澤田 祐多
編集・音効 :福村 奈苗
ゲスト紹介 ~X+(エクスト)・日高慎二さん~
U.K.:
さあ、今回も始まりました「儲かりまっか?!TV」、ナビゲーターの楠雄二朗、U.K.です!
今回のお客様はこの方です!
日高さん:
こんにちは!「X+(エクスト)」の日高慎二です。よろしくお願いします!
U.K.:
よろしくお願いいたします。
実は、私U.K.と日高慎二君は10年ほどのお付き合いなのですが、
久々に会ったら、彼が…どえらいことになってるんです!!
どのようにどえらいことになっているのかの話の前に、
まずは「日高慎二とはどういう男なのか」について、自己紹介も交えてお話を岡がっていきたいと思います。
まず出身地は?
日高さん:
出身地は、島根県で18歳までいました。
高知大学に通っていたんですが、2年生の時に癌を患って…
U.K.:
ちょっとまってね。
大学2年生ってことは若年性の癌ですよね?
日高さん:
はい。当時19歳でしたね。
U.K.:
・・・。若い時の癌って、ものすごい進行が速いって言うじゃないですか…
日高さん:
そうなんですよ。
バスケットで全国大会に出場することになって、健康診断書が必要とのことだったので大学の健康診断を受けたら、
影が3つあるって言われたんです。肺と心臓の間らへんと、胃と、腸の方に。
U.K.:
転移してるじゃないですか。
日高さん:
今でいうステージ4なのか3なのかは分かりませんが、結構危ない状況でしたね。
「もう死ぬんだ」と思いましたね、普通に。
U.K.:
その時どうやって平常心を保ったの?
日高さん:
いや、もう平常心はなかったと思うんですけど、
余命宣告と言うか、何もしなかったらあと半年で死んじゃうよといった状況だったので…、
身体が元気になるまでには1年くらいかかったと思うんですけど、
普通に生活できるレベルに回復するまでは2年はかかりましたね。
U.K.:
今はもう官界ですよね?
日高さん:
はい、今はもう元気です!20年経っているので。
U.K.:
はあ~、よかった~!!
闘病の経験は、自分の人生にどんな影響がありましたか?
若年性の癌を患い絶望から這い上がった経験
日高さん:
この経験がなかったら、たぶん普通に就職してどこかに勤めていたと思うんですけど、
癌から回復したとはいえ、正直その後何年生きれるか分からないじゃないですか。
なので、「やりたいこと」や「好きなこと」をやるというようにシフトチェンジできましたね。
U.K.:
なるほど。
またその後はなぜ大阪に来られたんですか?
日高さん:
大学時代は闘病で大変な状況だったので就職活動できず…
で、小さい頃に役者をやっていた時期があったのですが、
その時のご縁で、大阪でお世話になっていた芸能事務所の社長さんに
「じゃあ、一旦うちにこないか」と言ってくださったのがきっかけです。
私は高い歌声が特徴的だったので、それを武器に音楽の道に進みました。
U.K.:
あるイベントで日高君と出会った時の話なんですが、
ほんとにまだまだこれからといった状況でありながら、関西のインディーズ界ではトップクラスでしたよね。
日高さん:
そんなことないですよ…(笑)ありがとうございます!
U.K.:
いやいや、本当に。
ここまでようやく来たな~と思いながら、僕も遠くから見ていました。
でも…その間に大変なことが起きましたよね。コロナが…。
日高さん:
コロナが本当に大変でしたね。
U.K.:
どんな状況だったんですか?
大病を経験し夢の道へ!…ところがコロナ大打撃。
日高さん:
その年は、飛躍のことをたくさん発表できるはずだったんです。
U.K.:
え!例えば・・・?
日高さん:
大きいところから出すみたいな・・・
U.K.:
え~!世に言う“メジャーデビュー”ってやつね!
日高さん:
そうなんです(笑)
正直コロナがこんなに長引くとは思っていなくて、
さすがにもうツアーも厳しいだろうという判断から、すべて会場のキャンセルをしました。
ライブハウス含め色々な場所でやっていたので…100公演くらいですかね。たくさん負担を抱えました。(笑)
U.K.:
普通の食事会のキャンセルなら、ウン千円とかウン万円ですよね。多分ゼロ一つ違うと思いますよ。
だって会場押さえるだけでもすごい金額だから…
日高さん:
そうですね。関わっていたスタッフさんの人数も全然違うので…
U.K.:
どれくらい?
日高さん:
●●(ピー)
U.K.:
・・・超高級外車買えます!!!
日高さん:
買いたかったですね~(笑)
U.K.:
どうやって返済したの?
日高さん:
そうですね…
春にはまた会いましょうみたいな雰囲気だったじゃないですか。
でも実際は全然で、「もう無理だ」ってなって…
ファンの方たちが助けてくれたお陰で音楽は続けられていたんですが「これだけじゃ無理だ」となり…
ドローンを飛ばしたり映像制作が得意だったので、
企業さんの映像とかCM作らせてもらおうと思って…
U.K.:
ちょっとまってね。話がよくわからへん(笑)
・アーティストやってました
・でも売れません
・ドローン飛ばせます
・映像制作の仕事します
って、そんな甘いもんちゃうでしょ!(笑)
どういう経緯でそうなったの?
日高さん:
その時から経営の勉強をしていかないといけないなと思って、経営塾で一から勉強させてもらったら、
人の縁のお陰で「そんなに困ってるんだったらうちの動画作ってよ」って言ってもらえたり…
さらに動画で使う音楽を「X+(エクスト)」として作らせてもらったりで、
僕にとっては一石二鳥のことをさせていただけるので…
そういった方々に助けられてなんとか持ちこたえました。
U.K.:
いちアーティストが経営塾に行こうと思うのも勇気のいることじゃないですか。
日高さん:
それが、実はこれも偶然があって。
U.K.:
なになになに?
コロナ大打撃を受け、経営塾に入塾?!
日高さん:
経営塾にいた知り合いの方が、コロナ渦でZOOMを使うという時に「音声がうまくいかない」ということで、
僕は配信ライブをやっていたのでその辺りのことはお手の物だったんですね。
で、お手伝いしていたら「ここめっちゃ楽しいじゃないですか」「今後参加していいですか?」ってなったんです(笑)
U.K.:
癌になってアーティストになろうと思い、それも引き寄せられ、
次はアーティストになったけどコロナ渦で借金を抱え、どうしたらいいだろうって時に経営塾にまた導かれ…ってことですよね。
でも経営塾って無料じゃないでしょ?
日高さん:
もちろん経営者さんたちの塾なので、普通の学生の塾よりはかかりますね。
U.K.:
どのくらいなんですか?
日高さん:
●●(ピー)
U.K.:
えーー、軽自動車の中古買えます!!余裕で買えます!
ちょっとまってね。
借金抱えて、勉強したいと思ってまた借金抱えるやん。
大丈夫??
日高さん:
大丈夫…ではないですね。(笑)
これくらいの借金抱えたらこれくらい一緒か、みたいな(笑)
U.K.:
あ、それさあ、「かつみさゆり」のかつみさんも言ってた!
借金6,000万円も8,000万円もいっしょって(笑)
日高さん:
借金しても、それくらいの価値はあるなと。
モチベーションと、自分の頭をまた作り変えるために必要だなっと思って。
U.K.:
で、その塾でいろんな縁があって借金はどれくらい減ったんですか?
日高さん:
完済です。
U.K.:
すごい!たった2年で!!
今はどんな状態なんですか?
日高さん:
僕、借金があると頑張れるんですけど…(笑)
ただお金を目的にいやなことはしたくないので、今は自分のやりたいことをやれせていただきながらといった感じですね。
アーティストとして音楽をやっているからには
まだまだ売れたいし、有名になりたいし、メジャーデビューしたいし、紅白もでたいですけど、
それをがむしゃらに叶えられる世の中ではなくなったということで、
じゃあ、それと同じくらいのステージを作ろうと。でもそれを実行するにはやはり予算が必要なんですよね。
U.K.:
ほうほう。
日高さん:
でもイベントのスポンサーさんって、出資いただいたお金に対してそれほど多く返せるものではないんですよね。
U.K.:
そうですよね。費用対効果とかを考えずにもう気持ちで出資してくれるような方が多いですもんね。
知って得する「企業版のふるさと納税」とは?
日高さん:
そうですね。
でもそれでは申し訳なさがあった時に、
「企業版のふるさと納税」っていうシステムを利用しようと考えました。
納税額の約3分の1に値する返礼品が贈られてくる個人のふるさと納税と仕組み同じですね。
U.K.:
うちもよく送られてきてますね。お肉とかフルーツとか。
日高さん:
それと同じで、企業さんも当然納税しているので、
納税額の一部を違う都市に納税して「こういう風に使ってください」っていう寄付ができるんですよ。
U.K.:
じゃあ、例えば僕が大きい会社をしていて、大阪市に1億円納税しているとしましょう。
どれくらいのパーセンテージを企業版ふるさと納税に使えるんですか?
日高さん:
会社さんによって異なるんですが、だいたい8%くらいのイメージですね。
U.K.:
なるほど。じゃあ、1億円なら800万円ってことですね。
日高さん:
はい。実際に僕はこのシステムを使って出雲市でイベントをしました。
U.K.:
このシステムはどうやって見つけたの?
日高さん:
内閣府との繋がりがありまして。
僕、今全国で7カ所の大使を務めさせていただいていまして…
U.K.:
ちょっとまってね。また話がぶっ飛んでる(笑)
僕も今住んでいる守口市の「もりぐち夢・未来大使」というものをさせていただいていますが、
7カ所大使している人はあなたくらいですよ!
日高さん:
いや、水森かおりさんが18カ所されています!
U.K.:
めちゃめちゃビッグネームやないか!(笑)
日高さん:
企業さんも、青木翔風庵「雪化粧」のアンバサダー、昆布の「舞昆」アンバサダー、株式会社高木包装の段ボール大使などをさせていただいていて、
企業さんと自治体の両方に入っているのが僕だったという感じですね。
U.K.:
僕の知り合いの会社で、出身地の故郷に納税したい場合なんかに紹介するといいですね。
日高さん:
そうですね。
ただ、こちらからこういう風に使ってほしいと言っても、そのまま通るわけではなく、
寄付される自治体が望んでいなければダメなので、そのプランナーとして僕がいるって感じです。
U.K.:
なるほど。そういう事業もされているっていうことですよね。
これをご覧の皆さんで、この街を盛り上げたいという方は、
ぜひ慎二君に相談されてもいいのではないかと思います。だって、誰も損しない。納税する訳だから。
しかも地元貢献もできるし、イベントをすれば親戚一同「お前、よくやったな。」ってなりますよね!
日高さん:
そうですね。市から感謝状とかもありますので…!
U.K.:
で、聞くところによるとそのアンバサダーで、どえらい行事に参加したって…
そこにあるじゃないですか、ちょっと見せてください!
なんと、東京2020オリンピックの聖火ランナーに!
U.K.:
ジャッジャーン!なにこれ?
日高さん:
聖火リレーのトーチです!(笑)
U.K.:
やっぱりずっしりして重たいですね。ちゃんとオリンピックのマーク入ってまーす!
いやあ、これを持ってどこを走ったの?
日高さん:
島根県の出雲大社の勢溜からスタートを任せていただきました!
おじいちゃんがもう亡くなってしまったんですけど、生前、
昔のオリンピックの時に聖火ランナーとして走りたかったって言っていたのを小さい頃聞いていたので、
それになれたのはすごく有難いですね。
U.K.:
わあ~、おじいちゃん孝行した!素晴らしい!
ちなみにそんなにたくさんの観光大使ってできるものなんですか?
日高さん:
観光大使ってボランティアなんですけど、僕の考えとしては
例えば島根県に帰ったときは愛知県のPRをして、愛知県に行ったときは島根県のPRをして…という。
口コミって大事になると思うのですが、何も関係のないひとが言うよりは
関わっている市の大使が紹介するのがいいと思っています。
U.K.:
慎二君をハブにすることによって、それぞれでそれぞれの良いものをお届けできると。
日高さん:
そうですね。
それでちょっと面白い企画があって、
とある航空会社の飛行機がちょうど僕が観光大使をしている所から観光大使をしている所へ繋がることができて、
片方の市からもう片方の市に女性陣が行って街コンをしようっていう企画ができて(笑)
U.K.:
おもしろ~い!!!
そこ、司会者いますか?ここに司会者いますよ。名司会者ですよ。
日高さん:
両方の市で街コンできますし、航空会社の方にもご協力いただけますので、
なかなか行けなかった都市であれば尚更面白いかなと。
U.K.:
そういう可能性もあるんだね~。
日高さん:
そうですね。色々やってみたらですけどね。最初からこんなに考えていたわけではなくて。
U.K.:
本職はアーティストですよね。
どうなんですか?2023年の「X+(エクスト)」はそどのように?
日高さん:
曲作りをもう一回し直したりとかもあるんですけど、
周りをどんどん巻き込んでイベントを作っていくいう形もいいんじゃないかなと思っています。
U.K.:
そのへんもね、今後この困りごと解決メディア「イマスグ」では追っていきたいですし、
何か協力できることがあれば全力でさせていただきますので、よろしくお願いいたします!
これからも【儲かりまっかTV】をお楽しみください
いかがだったでしょうか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章校正:福村 奈苗
記事作成:福村 奈苗
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