食品ロス問題 パン屋さんの廃棄をなくす取り組み SDGSにつながるロスパンの行方

こんにちは。

チーム オンナのミカタ
主婦ライターのSatoです。

毎週、弁護士やお金にまつわる情報を身近な視点からお届けしています!

昨年から、じわりじわりと物価が上がっているのが気になっています。
小麦粉、バター、ガソリンなどなど、物価モニター調査(※)結果によると、前月比価格上昇幅が大きかったのは、食パン(プラス3.7%)でした。

※物価モニター調査とは、消費者庁が全国からモニターを集い、店頭価格や消費者の意識についてアンケート調査を行うもの

物価上昇と食品ロス

小麦粉やバターの価格上昇で打撃を受けるのがパン屋さん。そのパン屋さんでは、食品ロスも問題になってます。閉店後に売れ残って、食べられるのにやむを得ず廃棄しなければならないロスパンの存在です。

ロスパンの有効利用

ロスパンとはいえ、作り手さんの想いの詰まった食べられるパン。そんなロスパンが様々な方法で有効利用されています。

【rebake(リベイク)】
ロスパンを含む、全国のパン屋さんのパンが買える通販サイト

ロスパンは、出たとき発送なので注文してすぐに発送されず待つこともあります。冷凍なので日持ちもして、その名の通り「リベイク」すれば焼きたてに近い味わいが楽しめるそう。

【通パン】
特定のパン屋さんにあらかじめ予約して、ロスになったパンを家まで届けてくれるというもの。

そもそもロスがなかったら届きませんが、ロスが出たときには家にいながらパン屋さんのパンを楽しめる利点があります。パン屋さんにとっても、最後の一つまで商品として販売できるのでロスがでません。

【予約販売】
購入日時と品物、個数をあらかじめ予約するというもの。

最近私が一番利用している方法です。あらかじめお知らせされたラインナップの中から選ぶので、欲しい商品が品切れということもありませんし、指定日時にパン屋さんに行ってすぐ受け取れるので時短にもなります。パン屋さんにとってもオーダーの分だけ作るのでロスがでません。

ロスパンをなくすことで、

◎ 資源の無駄遣いを防ぎ、ゴミを出さないという持続可能な社会へ

◎ パン屋さんの費用や労力の削減

◎ 消費者への還元

につながります。

 

まとめ

大切なものは、なくなってからその大切さに気付くことも。

極端なことを言えば、世の中にパンがなくなったら?なんて考えたらそれはとてもショックです。今こうして食べるものがあることに感謝して無駄をなくし、持続可能な社会へとつなげていくことが大切なのではないでしょうか。一個人ができることは限られていますが、食品ロスを減らすこともその一つかと思います。

視点を少し変えると解決できることって他にもあるかもしれません。

解決メディア「イマスグ」の情報がそんなお役に立てたらうれしいです。

 

困りごと「イマスグ」解決できますように!

Satoでした。