チーム オンナのミカタ
主婦でライターのSatoです。
年始といえば福袋、みなさん福袋を買われましたか?
私が今年購入した福袋は、スイーツとコーヒー豆の福袋でした。自分に必要のないものが入っていても困るので、家族みんなでおいしく食べられるものを買いました。
福袋は実店舗に限らずネットショッピングでも盛り上がっていましたね。
そこで今回は、楽天市場の送料無料問題についてのお話です。
何が問題?税込み3980円以上で送料無料
ことの発端は、2019年8月、楽天市場を運営する楽天が「税込み3980円以上の買い物をした場合に、一律送料無料にする」という方針を示したこと。
購入側の私たちにしてみれば朗報ですが、これの何が問題か?
問題なのは、楽天側が出品者側に送料無料を強要したのでは?というところです。
楽天側からこの方針を突き付けられた出品者は、
・送料を商品代金に上乗せする
・出品者が送料分を負担する
・楽天市場から撤退する
などしなければならず、死活問題にもなりかねないのです。
つまりこれは、独占禁止法違反なのではないのか?ということ。
弱いものいじめは×
独占禁止法では、「優越的な地位の乱用」を禁じています。
上にたつ企業の立場を利用して、弱い立場の取引先や下請けに無理や負担を押し付けてはいけないということ。
企業の経済活動が公正に行われているかを監視する行政機関である公正取引委員会が、楽天へ立ち入り検査を実施しました。
その結果、楽天側は送料無料について、一律ではなく、出品者側にゆだねる形に改めました。
確かに一定の金額を購入して送料無料になるのは消費者にとって魅力的。ですが結果的に、楽天市場からは撤退するお店が増えて、今までのようにたくさんあるお店や商品の中からお気に入りを探すということができなくなってしまっては元も子もない。
今やネットショッピングは、時間も手間も、接触も減らせる便利なツールです。
楽天側もきっとサイトがよりよくなることを望んで考えた策だったのでしょう。ですが、結果出品者を悩ませることにつながってしまった。
声を上げて伝えること、行動することの大切さを感じました。
あなたの困りごとも、ちょっとした行動で解決への糸口が見つかるかもしれません。
困りごと解決メディアイマスグがそんなお役にたてたらうれしいです。
困りごと「イマスグ」解決できますように!
Satoでした。