【健康】冬限定!究極の 「震えるだけ」ダイエット法

イマスグプロフェッショナル パーソナルトレーナー中野ひろゆきです。

皆さんは、どのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか?

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、日本全国の18歳から59歳400人を対象にインターネット調査を実施。約83%の人が2022年年始に新しいことをはじめたいという気持ちが例年より強い』と回答したと発表しました。

2022年の年始にやりたいことのTop3は…

1位「習い事」 2位「旅行・レジャー」 3位「プライベートでの勉強」と自分のスキルアップに繋がることが多い傾向にありました。

このランキングには入っていませんが、パーソナルトレーナー的 自分のスキルアップといえば「ダイエット」ではないでしょうか。皆さんもご存知の通り、ダイエットとは(運動や食事制限などの)『我慢を持って、結果を残す修行』と考えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

しかし今回は、特別!お年玉企画としてパーソナルトレーナーは絶対に教えたくない、“震えるだけダイエット法”をこっそりお教えします。

衝撃!10分間の身震い=1時間のエクササイズ

シドニー大学ポール・リー氏によると、寒さにより身体が震える程の寒さを体感した際は、筋肉からアイリスイン、褐色脂肪細胞からFGF21というホルモンがそれぞれ分泌されるというの研究結果を発表しました。この2つのホルモンは、蓄積型の脂肪細胞(白色脂肪)に刺激をし、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞を作り出す働きがあるとされており、実験の結果、アイリスインとFGF21は、6日間かけて、白色脂肪を褐色脂肪に変えることが明らかになりました。また、アメリカの国立保健研究所で行われた実験では、健康な男女が1時間ほど自転車をこぎ続けた場合と、室温を27℃から12℃に下げて10分間寒さを我慢した場合では、消費カロリーがほぼ同じだったという研究結果も発表されました。。

褐色脂肪細胞ってなに⁉︎

「脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞」は、寒さを感じた時に自動的に体温を向上させてくれる優秀な脂肪細胞。

皆さん「寒くいて震えてる赤ちゃん」を見たことがありますか⁉︎

京都大学大学院農学研究科 河田照雄教授によると「ヒトの褐色脂肪細胞は赤ちゃんの頃に多く存 在しています。というのも、ヒトは生まれるときは裸 であり、胎内よりも低温の外気に触れます。そのとき に、心臓の周囲などに発達した褐色脂肪細胞が脂肪を 燃焼させることで、体温維持、ひいては生命維持を図っ ています」。

(出典:京都大学大学院農学研究科 河田照雄教授 生活習慣病にならないために第3肥満)

自分で服を着たり、言葉で寒いと伝えられない赤ちゃんを低体温症から守る褐色脂肪細胞。この脂肪細胞の生理的反応を上手に生かすことで代謝アップによるダイエット効果も期待できます。

 

ダイエットは摂取カロリーと消費カロリーの「算数」

 

「算数ができたら、ダイエットは成功できる」という名言をご存知ですか?

ダイエットは「消費カロリー」が「摂取カロリー」を上回っていたら必ず成功します。

カロリーは寝てもリセットされることはなく日々の蓄積で、摂取カロリーが消費カロリーを7200kcal過剰になると体脂肪1kg増え、7200kcal不足になると体脂肪1kg減ります。塵も積もれば山となるのように「カロリーも溜まれば脂肪となる!」ですね。※一般的に体脂肪1kgのエネルギー量は7200kcal

【結論】

継続可能なダイエット方法の融合が成功の鍵!

「楽して成功するのならば、既に成功を収めているはず。」これは人生の全てにおいて言えます。

1つの方法に執着するのではなく、様々な方法を取り入れ、自分に合った方法を選択、融合させることで “あなただけのオリジナル”は完成します。十人十色というように、万人に当てはまる方法なんて存在しません。このコラムでは、健康を通して「あなたの人生を豊かにする方法」をご提案しますので、“好きなものだけ好きなだけ”をモットーにご活用して頂けると光栄です。

次回は『経済産業省が超オススメの健康経営』についてご紹介します!乞うご期待ください!

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中野ひろゆき〈健康経営プロデューサー/パーソナルトレーナー〉

1984年生まれ。カナダ・オカナガン大学経営学部マーケティング学科卒業。日本人初のカナディアン フットボール リーグ「CJFL」の契約選手となり、OKANAGAN SUN(オカナガン サン)にて5年間活躍。詳しく…