チーム オンナのミカタ
ハンドメイド作家でライターのSatoです。
あまり考えたくはないけれど、直面したときにあわてないようにしておきたいことのひとつに相続税があります。「うちはそんなに資産ないから~」と思っていても、そうでもないことも。
相続については身内だからこそ起こりうるごたごたも。うちに限って、、なんて思っていてもその時になるとわからないものです。
そうならないためにも、法律の専門家 濵野裕司弁護士にお話をうかがいました。
Sato;
相続税って、サラリーマン世帯にはあまり関係のない話のような気がするのですが、実際のところどうなのでしょうか?
濵野 裕司 弁護士;
平成25年度に行われた税制改正によって、相続税の基礎控除額が減りました。
改正前は、5~6千万円の資産規模からかかっていた相続税が、改正後には3~4千万円の資産規模でもかかってくる人が増えています。
サラリーマンで定年まで勤めてマイホームがあり、預貯金がある程度あれば、相続税は関係のない話ではないのです。
Sato;
そうなんですね。相続税はお金持ちの人の話かとばかり思っていました。
相続でもめることってどんなことがあるのでしょう?
濵野 裕司 弁護士;
たとえば、家1軒と預貯金のみを相続するという場合、
その家に住んでいる相続人と住んでいない相続人がいて、家を相続した人(住んでいる相続人がその家を相続するケースが多いと思われます。)が、家を相続しない人に支払う差額分のお金(代償金)を払えずにもめるということがあります。
Sato;
故人への悲しみも吹き飛んでしまいそうですね。
お金といえば、遺品整理をしていたらでてきそうなタンス預金は相続できるのでしょうか?
濵野 裕司 弁護士;
タンス預金は現金で、現金も相続財産にあたります。
特に年配の方の場合、隠しているわけではいけれど銀行にいくのが手間で、家に現金をおいておくケースが結構あります。もし、誰かの相続人となったら、故人(被相続人)の自宅を調べてみることも大切です。
相続のことって、本人を前にしてちょっと話ずらいなと思うところもありますが、大切なことなので親族で事前に話したり、書面に残しておけば、いざという時もめごともなく済みそうですね。
そして、困ったときには専門の先生に聞く!それが間違いないです!!
困りごと「イマスグ」解決できますように!
Satoでした。